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スーパー耐久シリーズ2019 Rd.2 菅生

ARS Staff

PIRELLIスーパー耐久シリーズ2019 第2戦

SUGO SUPER TAIKYU 3 Hours Race


A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

井上 雅貴

C DRIVER

藤原 大暉

D DRIVER

岡野 陽朋

4/27 予選

4/27 決勝

順位

4位

8位

結果詳細

浅野 1.49.109

井上 1.47.709

浅野 20周

井上 39周

藤原 27周

岡野 未出走

【フリー走行・予選】


開幕戦で表彰台を争ったが、悔しい形でリタイアしたWedsSport86は、筑波サーキットとツインリンクもてぎでマシンテストを行った。開幕戦でのリタイア原因となった燃料パイプの破損箇所とサスペンションセッティングに変更を加えて、第2戦の舞台スポーツランドSUGOに臨んだ。ここSUGOはチームとしても比較的得意なサーキットだ。予選・決勝が行われる土曜日のコースコンディションが読み切れない中、チームはかなりのダンプコンディションとなった金曜日の専有走行1回目をスキップし、2回目の走行枠でウエット路面のマシンバランスを確認した。

土曜日の朝は雨模様で、午前の予選はウエットコンディションとなるが、午後の決勝はコースコンディションが読み切れない状況だった。予選前のウオームアップでチームは変更したマシンセッティングを確認し、さらにセッティングを微調整して予選に挑んだ。結果、Aドライバーの浅野は最終ラップに1分49秒109でクラス6番手、Bドライバーの井上もやはり最終ラップに1分47秒709をマークし、クラス5番手となり、合算のグリッド順位はクラス4番手となった。


【決勝】

レース時間は3時間、義務ピットイン回数は2回で、ほぼドライコンディションでのスタート。大ベテランの浅野がスタートドライバーを務めるものの、状況に応じてピットインタイミングを変更することにした。

全車スリックタイヤを履く中で雨が強く降り始め、ローリングラップ中の最終コーナーで28号車がクラッシュ。浅野は温まりきらないタイヤに苦労しつつも、ラップを刻む。2周目に116号車S2000、4周目に5号車86にオーバーテイクされるも、雨が上がりコンディションの回復してきた6周目には5号車86を抜き返した。

トップの86号車86と884号車86がピットインし、浅野は3位へと浮上。激しいバトルの末に19周目には884号車86にオーバーテイクされるも、浅野は安定したペースで周回を重ねた。FCY導入となったタイミングでピットイン、藤原に交代。チームは破損箇所の修復と給油をしてマシンを7位でコースへと送り出した。徐々にマシンから白煙が見られるようになり、無線でミッションの不調を訴えた。ピットでの調査で、原因はミッションオイルポンプの不作動によるオーバーヒートだと判明。チームはポンプ交換を実施。38分のロスとなった。井上は悔しさをドライビングにぶつけてトップグループ級のタイムを刻みながら8位でチェッカーを受けた。


【チーム監督コメント】

浅野 真吾


「2戦続けてのマシントラブルで残念な結果になりました。ドライバー、メカニック、チームスタッフは本当に頑張ってくれたので悔しいです。

もう一度マシンを見つめなおして次戦富士24H頑張ります!応援していただきありがとうございました。」



【ドライバーコメント】


浅野 武夫


「予選での雨は久しぶりで、またピレリタイヤは初めての状況でした。タイヤを暖めたかったのですが、細かいトラブルで暖めきれず、タイムアップしきれずに残念な結果となりました。

決勝は久しぶりにスタートを担当しましたが、走りはじめに雨が降りだした為に無理せず、次に繋げる走りを心掛けてプッシュしていきました。ドライコンディションでの車のバランスとポテンシャルが上がっている事を確認でき、次のレースに対する対応が見えてきたレースとなりました。

次戦は長丁場となります。心して準備します。応援よろしくお願いします。」



井上 雅貴

「とても悔しい菅生大会となってしまいました。予選は私が浅野レーシングサービスに入ってからの間では最高位となる4位を獲得し、私自身のスティントではトラブルによる不調がミッションとエンジンに見られたものの優勝争いのグループと同じくらいのタイムで周回できるほどのパフォーマンスがありましたが、トラブルにより応急処置をせざるを得ない状況になってしまいました。開幕戦に続き得意な菅生でもチャンスを逃してしまい、応援して頂いた皆様には申し訳なく思います。トラブル応急処置後の私のスティントでは不調が感じられたものの、開幕戦と今大会でチャンスを逃してしまっている現状を断ち切るべく、速く走ることに集中しました。マシンのポテンシャルが確実に上がっていることについてはチーム全員が納得でき、自信がついたと思います。

次戦はいよいよ24時間レースです。マシントラブルは絶対にあってはいけませんし、マシントラブルを誘発してしまうようなドライビングは絶対にしてはいけないレースです。チーム全員が声を掛け合い、まずはゴールを目指すことを最優先に考え、一丸となり戦ってまいりますので応援よろしくお願い申し上げます。」


藤原 大暉


「今回初めての雨ということで、前日の練習走行でもなかなかペースをあげることが出来ず、不安なまま決勝を迎えましたが、決勝は晴れました! ペースも悪くありませんでしたが、自分の未熟さで、マシンが不調を訴えていることに正確に気づくことが出来ませんでした。今回の反省を次に繋げたいと思います。応援ありがとうございました。」




森 正行

「今回は予選・決勝共にドライブしなかった為、Dドライバーとしての役割を果たすことはありませんでしたが、各ドライバーのコメントからも、マシンの戦闘力は着実にトップチームへ近づきつつあります。スタッフ一丸となってトラブルシューティングを行い、次戦の富士24時間レースを向かえます。応援宜しくお願いいたします。」


チーム体制






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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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