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スーパー耐久シリーズ2020 Rd.2 SUGO

ARS Staff

PIRELLIスーパー耐久シリーズ2020 第2戦

SUGO SUPER TAIKYU 3 Hours Race




A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

藤原 大暉

C DRIVER

土屋 武士

D DRIVER

井上 雅貴

10/10 予選

10/10 決勝

順位

5位

4位

結果詳細

浅野 1.53.131

藤原 1.51.183

【フリー走行・予選】


予選の土曜日は雨模様となった。予選前のフリー走行で、藤原はクラストップの1分50秒171をマークする。浅野のアタックは度重なる赤旗中断に邪魔された。残り8分でAドライバー予選が再開。直後、浅野から「コースアウト・バリアにクラッシュ」との無線が入る。

冷えたタイヤとヘビーウェットコンディションから、S字立ち上がりで起きたクラッシュだった。しかし、浅野はグラベルストップすることなく再び走り出した。浅野は残り時間とタイヤのウオームアップに苦しみ1分53秒131でクラス6番手となった。

直後のBドライバー予選で、藤原は1分51秒183をマークしクラス4番手。Cドライバー予選で土屋は1分54秒720、井上は1分53秒688をマークした。ダンプコンディションでのマシンの感触は上々。チームは決勝に向けて破損したバンパー交換とクラッシュの影響のチェックを行った。


【決勝】

レース時間は3時間、義務ピットイン回数は2回。コースコンディションは霧のヘビーウエットで、SCスタートとなった。予選タイムA・B合算のクラス4位からスタートしたWedsSport86のスタートドライバーは土屋、定石通り1周目にピットに飛び込むと、素早く藤原にドライバーチェンジする。6周目にはSC解除、藤原は自身の1周後にピットインした5位#310とバトルを繰り広げた。

#310が31周目にピットインし藤原は3位に浮上。42周目のSC導入を受けて43周目藤原はピットイン、再び土屋へと交代した。土屋は4位でコース復帰すると、1位〜4位が同一ラップとなった。ST-4クラス4台によるガチンコのレースが始まった。しかし、ダンプコンディションへ合わせていたタイヤ内圧の影響もあり、土屋は上位チームに対してラップ2秒ダウンしてしまう。16時10分、WedsSport86は90周を走り4位でチェッカーを受けた。


【チーム監督コメント】


浅野 真吾

「木曜日の走行からウエットコンディションでしたが、金曜日に決勝用データを取ろうとするとドライ。開幕戦同様、天気に振り回され、しっかりデータが取れない中で決勝を迎えました。

SCなどの作戦もハマり、最後はスプリント対決になりましたが、結果はマシンセットアップ不足により前3台についていく事が出来ず4位。課題がしっかり見えた第2戦SUGOラウンドでした。次戦に向けてしっかり準備し優勝目指して頑張ります。

応援ありがとうございました。」


【ドライバーコメント】

浅野 武夫

「SUGOも雨のレースになり、セットアップが決めきれずに予選になるのですが、今回のエンジンは機嫌が良いので楽しみな所も有りました。Aドライバー予選は赤旗2回の為にアタック時間が少なく、走り出しでアクセルオンのタイミングが早過ぎコースアウトして軽く接触、その為タイムも伸びずにスタッフに迷惑を掛けてしまいました。

決勝はこれからの車作りに役に立つようにと、SUGOのレースを外から見る事になりましたが、他の車との走りの違いを確認する事ができました。次戦の岡山に生かして、しっかり走りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。」


藤原 大暉

「SUGOでは木金とウエットの決勝を想定したセット出しが土屋選手により行われました。

自分は18号車での、そしてSUGOのウエットの経験が浅く、木金と乗れる機会があってもドライコンディションでしか乗ることが出来ず不安な中、決勝当日を迎えました。

決勝の土曜日は朝から雨が降っており、フリー走行で走らせて頂きました。ST-4クラストップタイムを出すことができましたが、予選は4位とタイムを縮めることが出来ませんでした。

決勝では、自分のスティントは、ほとんど#310と接近戦をしていました。順位を死守することができましたが、レース後半には逆転されてしまいました。結果4位という形で終わりましたが、今回でマシンがかなり成長したと感じました。次戦が楽しみです。

応援ありがとうございました。」


土屋 武士

「前戦の富士24時間で久しぶりのレースを走りましたが、今回のSUGOは3時間レースだったので、若いドライバーにレースは走ってもらい、チームのサポート役になるつもりでサーキット入りしました。

でも実際は、週末を通して雨に見舞われ難しいコンディションだったこともあって、流れ的にスタートとゴールのパートを任されて僕が走ることになったのですが、レースで走れたことにより、たくさんの有意義な発見があったので、チームにとってはポジティブな

レースウィークになったと思います。

雨がやんだ後半パートではスピードがなかったですが、僕自身も久しぶりにアドレナリンが湧き出てきて、ドライブしていて楽しかったです!

また次戦岡山もチーム一丸となっていい結果を得られるように、しっかり準備して挑みます。

応援よろしくお願い致します。」


井上 雅貴

「開幕戦の24時間レース同様にウエットコンデションでのレースになりました。私の経験する中では台風の影響を受けやすいこの時期にSUGOでレースをするのは初でした。

木曜日の段階では雨量が多くなる予報だったので、それを加味して土屋選手と浅野選手でセットアップを行い、土曜日のC・Dドライバー予選に走った感触はとても良く、マシン差の出ないウエットコンディションでの決勝はとても期待できました。

決勝でもSC明けの藤原選手の走りやタイムを見ていても良い予感がしましたが、ゴール時間が近づくにつれて雨量も減ってしまい、様々な経験を持っている土屋選手でも辛いレース展開となりました。

今大会はレースの展開もあって浅野選手と私の出番はなく見守ることしかできませんでしたが、次回乗れるチャンスがあればしっかりとチームの力になれるように精一杯頑張ります。」


チーム体制





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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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