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スーパー耐久 2018 Rd.1 鈴鹿

ARS Staff

PIRELLIスーパー耐久シリーズ2018 第1戦

SUZUKA“S耐”春の陣



A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

井上 雅貴

C DRIVER

鶴賀 義幸

D DRIVER

森 正行

3/31 予選

4/1 決勝

順位

10位

8位

結果詳細

浅野 2.26.475

井上 2.24.882

浅野 36週

井上 39週

鶴賀 15週

森  24週


【フリー走行・予選】

昨シーズン終了から6ヶ月、PIRELLIスーパー耐久シリーズが鈴鹿サーキットで開幕した。木曜日にチームはサーキット入りしてマシンチェックを行ったが、エンジントラブルでスペアエンジンを使用することになった。金曜日の占有走行ではPIRELLIタイヤへの調整を行い、予選のフリー走行では第1、第2セクターで他車と遜色ないタイムを記録。予選でAドライバーの浅野はフロントハブにトラブルを抱えたが10位、Bドライバーの井上は6位であった。両ドライバーの合算順位はクラス10位となった。


【決勝】

今回のレースは5時間で、義務ピットイン回数は3回。森→鶴賀→井上→浅野の順で交代しながら進め、ピットインタイミングはフルコースイエロー等の状況で変更した。森はスタートから29号車86を追走し、ポジションアップとベストタイムをマーク。鶴賀、井上と交代し、井上はライバルを追走しながらペースを上げて順位を上げ、8位になる。浅野はコースコンディションの悪化に苦しみながらもコンスタントに周回を重ね、8位でチェッカーを受けた。




【チーム監督コメント】

浅野 真吾

「金曜日のマシンセットアップではさまざまなトライを重ね、 予選、決勝ではいい方向性を見つけることができました。 こうした積み重ねでチームが強くなっていくと思います。 また若いドライバー2人には特に速さがあります。これからもっと経験を積むことで、 ドライバーとしてもいい方向性になっていくと思います。

しかし、8位完走という結果から見れば、まだまだマシン・チームとしては発展途上の段階であり、このあたりはもっともっと突き詰めていきたいと考えております。

ご支援、ご協力、ご声援いただいた皆様ありがとうございました。次戦菅生もチーム一丸となり頑張ります!」


【ドライバーコメント】

浅野 武夫

「S耐初戦 、練習日から車のセットを仕上げる為に頑張るチームの姿を頼もしく思った週末でした。ドライバーとしてまだまだ足りない所が有ると感じる予選で、決勝は最後まで満足行く事の出来ない走りで、残念な思いでした。レースまでにもっと車を仕上げて、最後まで攻めの走りが出来るように努力して行きます。これからも応援よろしくお願いします。」



井上 雅貴

「2018年も浅野レーシングサービスよりスーパー耐久シリーズ ST-4 クラスに参戦できたことは皆様のおかげであり、大変嬉しく思うと共に深く御礼申し上げます。

一昨年、昨年と鈴鹿サーキットでは完走すらできず、苦手意識のある中、2018年初戦のレースウィークを迎えました。

金曜日の2本の公式練習を走り、マシンの状況を確認。土曜の予選はかなりマシンのバランスも良く、私が担当するB ドライバー予選では上位を獲得できる期待もありましたが、アタックラップ中にミスがあり、6番手で終わってしまいました。

決勝もマシンのバランスは良く、上位グループと変わらないタイムで周回できていましたが、今年から導入されたピレリタイヤの影響か、コースアウトをしてしまう車両も多く、フルコースイエローが多発。一時は7位までポジションを上げるも のの8位で開幕戦を終えることになりました。

今回の開幕戦で痛感した大きな課題は、私が浅野レーシングサービス2年目ということもあり、チームを引っ張っていく 立場へと変化しつつある中、私自身の伝え方や走り方などの共有に曖昧さがあった部分だと考えております 。

今よりももっと具体的に、詳細に、マシンの状況を把握してチームの方々と共有し、戦闘力の高いマシンを作り上げて次戦スポーツランドSUGOへ挑んでまいりますので、引き続き変わらぬ応援を宜しくお願い申し上げます。」



鶴賀 義幸

「まずはこの度、スーパー耐久開幕戦鈴鹿ラウンドを無事に完走できた事を、深く感謝申し上げます。Cドライバーとして起用していただき、スポット参戦できた事を大変嬉しく思います。

走行枠はレースウィークの木曜日から設けられていましたが、私は金曜日の昼前にチームに合流する事になりました。一周ごとにひとつずつ慎重に確かめながら、自分の意思で狙った車両挙動を起こせるようにしていく作業にはやはり時間が欲しいところですが、事前にテストで乗せて頂いたとはいえ、少ない走行時間でマシンへの習熟度を高めなければなりませんでした。レース前の練習の詰め方が今一歩足りず、土曜日の予選では攻め切ることができませんでした。セットの変更やタイヤの違い、そしてCドライバー予選は他クラス車両の処理も必要になり、大変難しい予選走行でタイムをまとめ切れなかったと思います。

決勝では2人目の走行を担当し、「行けるだけ行っていい」という監督のお言葉があったのでハイペースで走行しました。しかし思った以上にペースが上がらず、同クラス車両に何度もすんなりと抜かれていき苦しいレースになっていきました。今期から導入されたフルコースイエローのタイミングもあり、予定より早くドライバー交代をして私のセッションは終了しましたが、予選と同様に多くの課題が浮き彫りになりました。レギュラーの選手と近いタイムで周回はできましたが、現状のマシンのポテンシャルを出し切れたラップは全てではありませんでした。開幕時点でのマシンの性能はもちろんですが、それをきっちり生かしてプッシュするドライバーの技術もまだまだ必要であると改めて感じさせられました。

開幕はクラス8位完走でしたが、力はかなり伸び代のある、良いチームであると感じました。今後の浅野RSチームの活動も機会あればお手伝いさせていただきたいと思っていますが、次の機会までには更に成長して、結果に貢献できるようになっておきたいと思います。」

森 正行

「スーパー耐久は2004年から浅野レーシングサービスでスポット参戦しています。決勝スタートドライバーをさせていただきました、鈴鹿は私にとってリズムの合う好きなホームコースです。2年前のリベンジをさせてもらえるチームの方々に感謝します。完走しましたがまだまだ目標には遠い結果で、課題を克服しこれからもチーム一丸となってがんばりますので熱い応援のほど宜しくお願い申し上げます。」


チーム体制


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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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