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スーパー耐久 2018 Rd.2 菅生

ARS Staff

PIRELLI スーパー耐久シリーズ 2018 第 2 戦

SUGO SUPER TAIKYU 3 Hours Race


A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

井上 雅貴

C DRIVER

岡野 陽朋

D DRIVER

藤原 大暉

4/28 予選

4/28 決勝

順位

5位

5位

結果詳細

浅野 1.34.781

井上 1.34.123

浅野 62周

井上 35周

岡野(未出走)

藤原 4周


【フリー走行・予選】



WedsSport86は昨年度最上位を獲得したスポーツランドSUGOを比較的得意とする。開幕戦では8位で完走したが、速さに疑問を感じ、筑波サーキットでテストを行った。木曜、金曜日の練習走行でPIRELLIタイヤに合わせたサスペンションセッティングを行い、土曜日の予選に向けた。Aドライバーは1分34秒781で9位、Bドライバーは最終ラップに赤旗が出てしまいベスト更新できなかったものの1分34秒123で4位、合算のグリット順位はクラス5番手となった。


【決勝】



今回のレースは3時間、ピットイン回数は2回。井上がスタートから54号車を追い、2周目には54号車のホワイトラインカットペナルティを受けて4位にアップ。井上は自分の仕事に徹し、周回を重ねた。24周目にはマシントラブルにより29号車に抜かれ5位となったが、35秒~36秒のタイムで走行。34周目にセーフティカー導入、井上はピットインして藤原に交代。39周目には藤原がピットインして浅野に交代。53周目に再びセーフティカーランとなり、浅野は4位にアップ。58周目にはセーフティカー解除となり、浅野が走行を開始。61周目には58号車にオーバーテイクされ5位たが、浅野は 1 時間 30 分を超えるロングスティントをこなしてマシンをゴールまで運んだ。




【チーム監督コメント】

浅野 真吾


「レースウイークを通してトラブルもなく、いいテストとセッティングが出来ました。決勝は荒れたレース展開の中で最善を尽くせたと思います。

マシン、チームも上向きになってきましたが、まだまだ上位のチームとは差があるので、もっと突き詰めていきたいです。

ご支援、ご協力、ご声援いただきました皆様ありがとうございました。」




【ドライバーコメント】


浅野 武夫

「鈴鹿から車のセットを見直して、タイヤに合わせた走りが出来つつあり、感触が良くなってきています。

予選ではニュータイヤの使い方がまだ見極めきれずに、タイム的に残念さが残りました。決勝はロングスティントになったのですが、コースが荒れる中でミスを犯さないように集中し、周りを気にして最後まで攻めの走りが出来た気がします。決勝中は最後まで車のバランスも良く、次の 24 時間に向けマシンの改良に努力して行きます。」




井上 雅貴


「今回もたくさんの応援、ありがとうございました。結果は 5 位でしたが皆様の応援のお陰

もあり、レース内容はチームが出せる最大限のパフォーマンスを発揮できたと確信しております。

実は開幕戦の鈴鹿大会が終わった直後セッティングの方向性を決める大役を頂き、上手くできるか不安な気持ちと大きな責任を感じており、4 歳からカートレースを初めて19 年間の中で最もプレッシャーを感じながら第 2 戦菅生大会までの約 1 ヶ月間を過ごしていました。

マシンの状況だけを伝えるのではなく、どんな走り方をしたらその挙動が発生したか?と自分の中でマシンの症状を予め細分化をし、整理して伝えるということに重きを置き、第 2 戦のレースウィークを送っていました。

3 時間レースにST-4 クラスは土曜日決勝ということもあり、比較的短かった菅生大会でしたが考えることも多く、精神的に辛かった印象が強いレースでした。その中でも浅野レーシングサービスが TOYOTA86 を導入して以来、国内最高位の 5 位を獲得できたのは私自身の「自信」にもつながりましたし、2018 年シーズンを戦う上でチームとしても最高の結果だったと考えています。

スポンサーの皆様には感謝しております。

また、チームの皆さんが良い雰囲気を作るために細かいケアなどをしてくれたお陰だとも思っており、今大会の結果はまさにチーム全員で掴み取った結果だと感謝しております。

「チームのみんなが誰 1 人として欠けてはいけないんだ」と改めて感じることができました。しかしながら、私自身としては悔しいレースでもありました。

B ドライバー予選は 3 位の ENDLESS 86(1’33.467)との差は 0.6 秒あり、簡単に抜ける差ではありませんでしたが、1’

34.123 がベストタイムだった私としては、33 秒台になんとしてでも入れたかったです。

ここまで頑張ってくれたチームの皆さんに結果でお返ししたかっただけにPIT INラップの最終コーナーでは少し涙ぐむほど悔しかったです。

決勝も「あと 0.6 秒速く走ることができたら順位が変わっていた」と反省しておりますが、レースをやっている以上「たられば」は言ってはいけませんので、今後は悔しい思いをしないように全力で改善していきます。

次戦は富士 24 時間レースです。

車を労わることが最優先になると思いますので、セッティングの方向性も注意しながら進めていく中、長丁場を一緒に戦うチームの皆さんのケアも積極的に行えればと思います。

まだまだ学ぶことが多いですが、着実に精進して参りますので、今後とも浅野レーシングサービスの変わらぬ応援宜しくお願い申し上げます。」



岡 野 陽 朋

「いつもは裏方としてチームに関わっていますが、今回Cドライバーとしてレースウイークにマシンに乗らせていただきました。PIRELLIタイヤの特性、現状のマシンセッティングの状態は乗ってみて初めてわかる部分もあり、井上選手と藤原選手のコメントを参考に、チームスタッフや浅野選手と相談しながらマシンセットを決められたのが今回の好結果につながったのかなと思っております。第 2 戦を終えてシリーズランキングは 5 位の好位置につけております。次戦富士 24 時間レースではコンスタントなレース運びで是非とも好結果を獲得したいと考えております。浅野レーシングサービスWedsSport86 の応援をどうぞ宜しくお願いいたします。」


藤 原 大 暉

「今回 18 歳でS 耐に乗れたことは本当に嬉しいことです。チームの皆さんからたくさんアドバイスをいただき最終日には

少しは変われたと思います。誘って下さった浅野レーシングさんには本当に感謝しています。ありがとうございました。」




チーム体制



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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

〒309-1455 茨城県桜川市水戸199-1

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