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スーパー耐久シリーズ2023 Rd.1 鈴鹿

更新日:2023年4月9日


第1戦 SUZUKA 5時間耐久レース


A DRIVER 

浅野 武夫 

B DRIVER 

伊藤 慎之典

C DRIVER 

澤井 良太朗


3/18 予選

3/19 決勝

順位

8位

4位

結果詳細

​浅野 2.31.031

伊藤 2.23.960

浅野 30周

伊藤 42周

澤井 18周

【フリー走行・予選】


2023スーパー耐久シリーズが鈴鹿で開幕。3/16(木)-17(金)の占有走行では、コースとマシンの習熟、NEWエンジンの確認、リアサスペンション、デフを中心としたマシンセットアップ実施した。

しかし金曜日午後のセッション、浅野がドライブ中の6周目ヘアピン立ち上がりでなんとエンジンブロー!チームは翌日の予選に向け、夜遅くまでエンジン交換とその他チェック作業を進めた。

予選前ウォームアップは気温12度の雨模様。載せ替えたエンジンの調子は良く、2分34秒台とクラス5番手のタイムをマークする。

予選は気温16度のウェットパッチの残るドライコンディション。伊藤は5周目に2分23秒960をマーク、クラス5番手となった。Aドライバー予選では、チームはウェットパッチを考慮した柔らかめのセットアップがアンダ―ステアを誘発していると判断。セッティングを変えた浅野はアタック3周目と4周目に2分24秒台をマークしたものの、デグナーカーブで4輪脱輪の判定。

計測タイムはウオームアップ中の2分31秒031となってしまった。Cドライバー予選で澤井は2分27秒152をマークした。チームはここから上位陣に食い込むために、ピット戦略を練った。



【決勝】

レースは5時間、義務ピットイン回数は3回。給油は容量20Lの指定給油ボトル使用となり1回のピットストップでの最大給油量は3本60Lまで。1回のピットストップで2本以上入れる場合は、100秒のピットストップが課せられる。また、今年からAドライバーの最低運転時間がレース時間の25%以上となった為、浅野は75分以上の走行が必要となった。

今回のチームの基本戦略はボトル3本給油を2回、1本を1回として100秒のピットストップを2回使用するも、FCYやSCのタイミングでピットストップをこなす作戦を採る事とした。気温16℃のドライコンディションで5時間の決勝レースは始まった。伊藤は8位でスタートすると、1周目に884号車がAドライバーハンディキャップ消化の為ピットイン、4周目には先行する86号車と216号車をオーバーテイクして5位、6周目には66号車をオーバーテイクして4位へと順調に順位を上げていく。

伊藤は先行する60号車GR86を1周1秒のペースで追い上げ、22周目にはその差0.3秒となる。しかし、25周目に216号車86がコースアウト、FCY導入となり、伊藤はピットインした。交代した浅野が3位はコースに復帰するが、35周目に41号車からオーバーテイクされ4位へポジションダウン。浅野は30周を走りピットインし、澤井へ交代した。澤井は5位でコースに復帰すると74周目、3号車86がマシントラブルでガレージインした為、澤井は4位へポジションアップ。

77周めに発生したST1クラスのストップに起因するFCYが解消した時点で、まだ義務ピットインを消化していないのは60号車のみ。これを消化すると60号車は伊藤の30~40秒前へ復帰すると見込まれた。しかし90周目、シケインでST-5クラス同士の接触から激しいクラッシュが発生、レースは赤旗中断となった。この時点でレースは残り45分、コースではマーシャルによりレース再開に向けた復旧作業が行われていたが、コース復旧不能との判断が下る。

レースはこのまま終了となり、WedsSport GR86は90周を走りきり4位完走となった。






【チーム監督コメント】

浅野 真吾

チーム代表・監督コメン 「開幕戦鈴鹿。ST-4クラスの台数も増え、厳しい戦いになると覚悟して挑みました。結果は4位。結果以上にマシン、チーム共に更に強くしなければ今シーズンを戦えないと実感しました。

課題はわかっているので、次戦24時間に向けてしっかり準備し、もう一度表彰台の一番上に上がれるよう頑張ります。

応援ありがとうございました!!」


【ドライバーコメント】

浅野 武夫


「開幕の鈴鹿、新しいドライバー編成に期待してのサーキット入りでした。

しかしエンジントラブルで予定していた練習走行が出来なくなり、ドライバーとスタッフに迷惑を掛け申し訳ない思いです。予選は自分のミスにより残念ながらタイムが抹消となってしまいました。決勝はもっと攻めて行ける車に仕上げて行く事が必要だと感じ、またドライバーとしても成長しなければと思っています。次の富士に向け頑張ります。応援ありがとうございました。」




伊藤 慎之典


「今回のレースウィークは金曜日にエンジントラブルが発生してしまい貴重な走行時間がかなり少なくなってしまいました。セッティングも煮詰めきれてないままの予選だったとはいえトップからは大きな差があり実力不足を痛感しました。決勝ではクラス最後尾の8位から4位までポジションアップに成功し追い上げのレースとなりました。他車との接触なども無く無事完走できたことは今後プラスになっていくと思います。次戦の富士24時間レースも完走し表彰台目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。」




澤井 良太朗


「初のスーパー耐久参戦となった鈴鹿ラウンド。木曜日入りし、サーキットとマシンに慣れる必要がありました。トラブルなどもあり、想定していた通りには行きませんでしたが、オンボード映像を見直したり、チームの方々とイメージを共有し本戦に臨みました。私の担当スティントは車を安全にピットまで運ぶことを目標に臨み、最後の伊藤選手に無事にドライバー交代することができました。しかし、レースペースや操作の安定感など、反省点が浮き彫りになったレースでもありました。レース自体は、途中のクラッシュで赤旗中断のまま終了となりました。今回参戦するにあたり

色々な方のサポート、御支援をいただきました。チーム、また応援、御支援頂いた皆様には本当に感謝申し上げます。次戦以降、参戦できるかは不透明な部分もありますが、この経験を活かし今後のレースに繋げて行きたいと思っております。応援ありがとうございました。」


チーム体制






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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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