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スーパー耐久シリーズ2020 Rd.5 オートポリス

ARS Staff

PIRELLIスーパー耐久シリーズ2019

第5戦 TKU スーパー耐久レース in オートポリス


A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

藤原 大暉

C DRIVER

土屋 武士

D DRIVER

西村 和則

11/21 予選

11/22 決勝

順位

3位

3位

結果詳細

浅野 2.04.647

藤原 2.04.473

浅野 46周

藤原 36周

土屋 40周

西村 13周

【フリー走行・予選】


8年ぶりの3位表彰台を獲得し、シリーズランキングでも4位につけるWedsSport86。上位との差をさらに詰めるべく、マシンのエンジンコンピューターマッピングに変更を加えてサーキット入りした。

レースウイークは幸いにも終始ドライコンディション。しかし、阿蘇山麓に位置するオートポリスの気温は低い。チームは木曜日の専有走行より路面温度とタイヤの温まりを考慮しながらタイヤのエア圧設定を詰めて行った。

ここ数戦で煮詰まってきたサスペンションセッティングでAドライバー予選に挑んだ浅野は昨年より4秒速い2分4秒647をマーク。Bドライバーの藤原も2分4秒473をマークし、タイム合算でのグリッドは3番手となった。

しかし、310号車と884号車86は予選で2分2秒台をマーク。真夏と真冬という気候の差はもちろんあるにしろ、予想以上にタイムを伸ばしてきた。実質表彰台を争う225号車86はフリー走行でのアップマシントラブルの為予選出走できず最後尾スタート。チームはWedsSport86の速さに手ごたえを感じつつも、決勝レースペースを考慮したレース戦略を練り翌日に備えた。


【決勝




レースは5時間、義務ピットイン回数は3回。ST-5からST-Xの混走で、荒れたレースが想定された。戦略は時間均等割りでなるべく燃料搭載量を少なくし、レース折り返しとなる2時間30分を過ぎた2回目のピットインでタイヤ4本交換とする作戦とした。

スタートドライバーの藤原は少しずつだが前2台に離されていく中で、藤原はラップダウンされる時のタイムダウン幅を最小に留めながら粘り強く周回を重ねた。

最後尾スタートの225号車86は11周目には4位までポジションアップする。20周を過ぎたあたりでWedsSport86の背後8秒差まで詰め寄るものの一進一退、膠着した展開となる。27周目、225号車86のストレートスピードが明らかに落ちると29周目ピットイン、225号車は長い修復作業へと入った。

ピット作業中、給油を行う間にタイヤの状態を確認したチームは予想以上の摩耗を確認、急遽タイヤ交換を行う事を決断する。

西村は、全クラスが狭いコースを走る耐久レース特有のタイヤカスのピックアップの影響からか、強オーバーステアを訴えて思うようにペースアップできない。西村は急遽13周目TOTAL89周目にピットイン、浅野へと交代した。給油のみでピットアウトした浅野は、まだ3回目のピットインを済ませていない前を行く54号車ロードスターをオーバーテイクして3位に復帰するも、やはりリアタイヤのグリップ不足を訴える。TOTAL100周目に浅野はピットイン、リアタイヤのみを交換してピットアウトした。

気温が低く、ピックアップが取れにくい状況から解放された浅野だが、レース中盤からはマシンにハブボルトのトラブルが発生。浅野はマシンを労わりながらロングスティントをこなす事となった。110周目に54号車ロードスターがピットインして再び3位に復帰した。そして15時52分、WedsSport86は135周を走破して、今期2度目の表彰台、3位でチェッカーを受けた。




【チーム監督コメント】

浅野 真吾

「前回大会までの課題を修正し挑んだオートポリス大会。

ドライバーも手ごたえを感じ、予選は86に変えてから最高位の3番手。

決勝レースラップも良く戦えるマシンになりました。

ただタイヤ摩耗が予想より激しく、急遽毎回タイヤ交換をする事になりました。メカニックの対応に感謝します。

来年1月に最終戦と変則なスケジュールになりますが最終戦鈴鹿もよろしくお願い致します。

今年1年応援ありがとうございました。」


【ドライバーコメント】

浅野 武夫

「オートポリスに向けてマシンの調整とエンジンを作り、挑んだレース。

毎回そうですが、少しずつ成長進化している事は感じています。

進化の途中であるものの、それはチーム全体にも見てとれます。

レースに関してはトップチームとの差が詰まりつつ有ることが見えて

来ました。

それに合わせた自分の走りを高めて行かなければと思っています。

いつも応援してくださる方々に感謝します。

また今回から援助していただいたOKANO EXPRESS岡野様、

ありがとうございました。

来年にはなりますが、最終戦も頑張って行きます。」


藤原 大暉

「今回のオートポリスからコンピューターが変わり、練習走行から感触はとても良かったです。

予選の時の1発の速さはありませんが、決勝での序盤のラップペースは今回のトップ2台とほとんど変わらないくらいで走ることが出来ました。まだまだ足りないところもありますが1戦1戦18号車は成長してきています。自分も18号車に負けないくらい、たくさんのことを勉強して成長したいです。

そして何よりこの大変な時期にも関わらず集まってくださったメカニック、スタッフ、スポンサーの皆様に心から感謝しています。

また表彰台に立てて本当に嬉しいです。

今年のレースは終わりましたがシーズンとしては残り1戦、鈴鹿が残っておりますので応援よろしくお願い致します。

今年1年ありがとうございました。」


土屋 武士 (Facebookより引用)

「今週末はスーパー耐久第5戦、オートポリスのレースでした!

予選3位、決勝3位で今季2度目の表彰台を獲得しました!

たくさんの応援ありがとうございました。

今週はGTレースが終わった後で、尚かつ月末、会社の決算月ということで、チームオーナーとしては来シーズンに向けての準備と、会社の事務的仕事の時間が足りない時期だったので、ギリギリまでオートポリスに行けるか分かりませんでした。最後は何とか行けるレベルにやっつけてきたけど、疲れすぎて目はよく見えないし、身体はギシギシいってるしで、正直まともに走れるか不安でした(;^_^A

まぁ、でも、やっぱり血が騒ぎます。レース中盤くらいからは楽しくドライビングもできて、汗かいてすごく気持ちいいです。レースすると、すごく気持ちいいし、清々しい感じになるし、達成感わくし、身も心も健康になった気がする!仕事じゃないレースは最強です!仕事のレースは最高ですが。また明日から仕事頑張ろう!」


西村 和則

「今回のオートポリスは自分にとっては、9月の富士24時間以来の参戦になりましたが、チーム今シーズン2度目の表彰台3位を獲得、自分にとっては浅野レーシングサービスにお世話になってから7年目で初めて表彰台に立つ事が出来、素直に嬉しく思います。

ただ同時に、今回のレースウィークはマシンに自分のドライビングを合わせる事に苦戦し、レースで貢献出来た部分は小さく、反省すべき事が多かったので、とても悔しい気持ちが嬉しさよりも勝っています。

次戦、最終戦鈴鹿までに今回の反省を踏まえて準備をしっかり行い、レースで貢献して心の底から笑顔でチェッカーを受けられるように頑張ります。」


チーム体制





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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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