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スーパー耐久シリーズ2021 Rd.6 岡山

ARS Staff

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook

第6戦 スーパー耐久レース in 岡山

A DRIVER

浅野 武夫

B DRIVER

藤原 大暉

C DRIVER

芝 叔和

11/13 予選

11/14 決勝

順位

3位

2位

結果詳細

​浅野 1.45.484

藤原 1.44.371

浅野 23周

藤原 39周

芝  38周

【フリー走行・予選】

今シーズンの集大成となるレースにすべく、チームは木曜日からマシンセッティングを進めた。金曜日の占有走行ではAドライバーの浅野を中心に前回オートポリスとは異なるセットアップでマシンを仕上げていった。

土曜日のAドライバー予選で、浅野は3周目からアタックを開始。しかし4周目の最終コーナー立ち上がりでマシンの姿勢を乱して大きくスピン!貴重なアタックのチャンスを逃してしまう。

しかしチェッカー周の最後のアタックで浅野は1分45秒484をマーク、1分45秒778をマークした884号車を上回るクラス2番手を獲得した。

迎えたBドライバー予選では藤原が渾身のアタックで1分44秒371をマーク、しかし884号車はこれを上回る1分43秒320をマークした為、AB合算の予選グリッドは0.757秒差の3番手となった。


【決勝】


レース時間は3時間、義務ピットイン回数は2回。スタートドライバーの藤原を1時間15分ほど引っぱり、摩耗が厳しいと想定されるフロントタイヤを浅野へと交代するタイミングで交換する事とした。それ以外は、基本的にピットイン時毎回給油とした。

藤原はタイヤが温まった4周目に1分45秒をマーク。前を行く884号車にジリジリと追いついてゆく。藤原と884号車との差は5周目には1秒6、7周目には1秒となり、9周目にはテールTOノーズで食らいつく。

12周目のストレートで884号車はイン側に大きくラインを変え、藤原は2位へと浮上。40周目に交代した浅野はリアタイヤのピックアップなどが原因のオーバーステアを訴える。

しかし48周目、クラストップの310号車が突如エンジン不調!ホームストレートを異音を発しながら駆け抜けると49周目にピットイン、30分程後にピットアウトするも、そのままリタイアとなってしまった。

これにより浅野はクラス2位へと浮上すると、TOTAL63周目にピットイン。芝へと交代し、給油のみでピットアウトした。芝は約1時間のスティントとなったが。

タイヤのピックアップも取れ安定して周回を重ねる。1分先を走るクラストップの884号車は、シリーズチャンピオンのかかるレースで無理をしない走りをしていた。

芝はギャップを詰めようとマシンを攻め立て、燃料が軽くなって来た終盤にはさらにプッシュ。しかし、徐々にアンダーステア気味となるマシンではペースアップが難しく、芝は884号車と1分差のクラス2位でチェッカーを受けた。


【チーム監督コメント】

浅野 真吾

何が何でも優勝したいと思って挑んだ最終戦。 木曜、金曜のフリーではタイヤの影響もあり思い通りのタイムが出ず、その中でのセットアップになりました。 それでもドライバー、エンジニア、メカニックのおかげで決勝戦えるセットになりました。 結果は2位。 満足できる結果ではありませんが、今年一年間大きなトラブルもなく終われた事には満足しています。 応援してくださった皆さま、本当に一年間ありがとうございました! 来年はもっともっと強いチームになるよう精一杯頑張ります!


【ドライバーコメント】

浅野 武夫

最終戦ですが久しぶりのレースです。 木曜日からの走行でWedsSport86の走りも良くなり予選は期待していましたが、 まさかの前戦のオートポリスと同じく、若さが出てしまい最終コーナーでスピン、タイムアップ前にベストタイムを出すも、あと0.5秒は詰められたと思います。 決勝は大暉の頑張りの後を受け自分も頑張って走ったのですが、車のバランスが良くなくプッシュ出来ず、なかなかペースが上げられずにストレスが残る走りになり残念でした。 しかしチェッカーまで芝さんがマシンを運んでくれ、今年最後のレースを無事終える事が出来ました。芝さんファミリーの応援もマシンを後押ししていました。今年一年、まだコロナ禍の中、このレースや浅野レーシングにご協力ご支援してくださり、誠にありがとうございます。これからももっと頑張っていきますので、よろしくお願いします。


藤原 大暉

フリー走行でセッティングの方向性がすぐに決まり、かなり充実した練習日になりました。 予選では武夫選手が2番手のタイムをたたき出し、自分もそれに続こうとしましたが2番手に0.3秒届きませんでした。 決勝はスタートドライバーを担当し、気温が低くタイヤの発熱が悪い中、無理をせず発熱してからペースを上げるように心掛けました。2位争いのときはGT500ドライバーの方とバトルすることが出来てとても勉強になりました。武夫選手、芝選手もタイヤの状態が悪い中、ミスなく走り2位表彰台、シリーズランキング3位を獲得することが出来ました。 今年、18号車は決勝ではノートラブルで走ってくれました。それは18号車に関わってくださった方々がいなければ出来なかったことだと思います。毎戦速くなっていく18号車、強くなっていくチームを感じることができ、このチームのBドライバーで走れたことを誇りに思います。 今年1年応援ありがとうございました!


芝 叔和

今回、個人的には岡山のコースを走るのが約2年ぶりということもあり、 木曜日の走行からしっかり走らせて頂けたことで、とてもスムーズにレースウェークに入ることが出来ました。 そのお陰で、金曜日からのセットアップも順調に進み、予選を迎えることが出来ました。 決勝では、最終スティントを担当ということで、終盤、マシンが厳しいのは覚悟していましたが、スタートドライバーの藤原選手が勝負して、浅野選手が丁寧なドライブでバトンを繋いでくれたお陰で、マシンのバランスは良い状態で走らせることができました。 また、今回のレースでは、ピットストップがとても重要なポイントでしたが、メカニック、ドライバーが一丸となって、今出来るベストを尽くせたことによって、2位という結果に結びつれられたと思います。 これは、この環境を支えて頂いている、スポンサーの方々、チームスタッフの方々、 応援に駆けつけてくれた友人達、そして、家族のサポートのお陰だと思っております。 本当に感謝しています。 今回、トップまでの差の約1分は、埋められませんでしたが、来年こそは、その差をひっくり返し、シリーズチャンピオン目指して戦いたいと思いますので、引き続き、応援よろしくお願いします。 1年間、本当に有難う御座いました。


チーム体制





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浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

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