top of page

スーパー耐久シリーズ2023 Rd.3 SUGO

ARS Staff

更新日:2023年8月3日



A DRIVER 

浅野 武夫 

B DRIVER 

伊藤 慎之典

C DRIVER 

藤原 大暉




7/7 予選

7/8 決勝

順位

7位

6位

結果詳細

​浅野 1.37.556

伊藤 1.35.274

​浅野 36周

伊藤 38周

藤原 33周

【フリー走行・予選】

スーパー耐久2023第3戦SUGOは、例年通りGroup1とGroup2で決勝レースが分けられ、ST-4クラスのGroup2は日曜日午前中に決勝レースとなった。チームは前節の24時間レース後、マシンチェック・部品交換・エンジンのリフレッシュ・サスペンションの変更実施。筑波サーキットで事前テストを行った。

今回の第3戦はST-3クラスがお休みの為、今年度は25号車フェアレディZのDドライバー藤原大暉がCドライバーとしてチームに復帰した。木曜日の占有走行ではA、B、Cドライバー全員がマシンを確認してセットアップを調整。翌金曜日はさらなるグリップを求めてダンパー・アライメント・スプリングの交換と車高を調整し、POTENZA RE-12Dへのアジャストを行った。

土曜日の予選前フリー走行はウエットコンディション。各ドライバーは初めてのBRIDGESTONE製WETタイヤとマシンのフィーリングを確認した。ドライコンディションとなったAドライバー予選。浅野はタイヤ内圧の設定のミスもあり、1分37秒台とタイムが伸び悩む。

タイヤ内圧を修正して臨んだBドライバーの伊藤はアタック1周目で1分35秒274をマークしてクラス5番手、AB合算の予選順位は7番手となった。Cドライバー予選では藤原が再び雨が降りだす中、アタック2周目に1分35秒109をマークしてクラス2番手と速さを見せる。決勝はドライコンディションの酷暑となる可能性が高い。



【決勝】

7月9日、日曜日は予報通りドライコンディションのレースとなった。レースは3時間。義務ピットイン回数は2回、給油は容量20Lの指定給油ボトル使用となり1回のピットストップでの最大給油量は3本60Lまで、1回のピットストップで2本以上入れる場合は95秒のピットストップが課せられることとなる。

Aドライバーの最低運転時間は60分以上。チームの基本戦略はAドライバーでスタートし、ボトル3本給油を1回、1本給油を1回とし、FCYが出そうなタイミングやSCのタイミングでピットストップをこなす作戦を採用した。

午前8時43分、気温26℃、路温31℃のドライコンディションで3時間の決勝レースは始まった。スタートドライバーの浅野は7位でスタートすると、1コーナーで216号車にオーバーテイクされる。

8周目に884号車がピットインし、Aドライバーのハンディキャップ消化。これを受けて浅野は7位とポジションアップするが、思った程ペースが上がらず、17周目、再び8位へとポジションダウンする。

33周目、216号車がピットイン時にジャッキトラブルが発生してタイムロスした為、浅野は7位へ復帰。36周目ピットインして伊藤へと交代、タイヤ左2本交換とボトル給油3本でピットアウトした。伊藤は7位でコース復帰。しかしここでチームの確認ミスによるピット滞在時間不足の為、4秒ペナルティストップの裁定を受けてしまう。ピットワークそのものは51秒で済ましておりミスはなかった。

伊藤は46周目にペナルティを消化し、再び前に出た216号車を追撃する。60周目のホームストレートで216号車をオーバーテイクして7位へ浮上、そのまま74周目にピットイン、藤原へと交代し、タイヤ左2本交換とボトル給油1本でピットアウトした。ミスの無いピットワークで藤原は7位でコース復帰すると、1分38秒~39秒台で前を行く第1戦、2戦優勝の60号車を追いかけてゆく。

85周目、60号車がピットイン時のホワイトラインカットでドライブスルーペナルティとなりピットイン、藤原は6位へと浮上した。藤原はさらに前を行く66号車の追撃を開始。レースの残り時間はおよそ30分。藤原は1周2秒程速いペースで粘り強く66号車を追走した。しかし残された時間で藤原は追いつくには至らず、11時44分、WedsSport GR86は66号車とおよそ15秒差の6位でチェッカーを受けた。





チーム監督コメント

浅野 真吾


「SUGO大会はドライバーラインナップに去年までの藤原大暉を起用。富士以上の成績を狙って挑みました。

決勝はペースが上がらず、ピットワークでのミスもあり、つまらないペナルティをもらってしまった結果6位。チームとして、もっとレベルを上げて行かないと上位を狙えないと改めて実感しました。

次戦のもてぎ大会に向けて準備していきます。応援ありがとうございました!」


ドライバーコメント

浅野 武夫

「SUGOは土曜日に初めてBRIDGESTONEのウェットタイヤ使用、感触は良いのですが 摩耗が気にかかる感じです。

予選はタイヤの使い方が上手くいかずに、タイムを出し切れず残念です。

予選のやり方を考えないといけないと痛感しました。

決勝はスタートからドライビングに集中していたのですが、上手く走らせる事が出来ず、セットの詰めが足りなかったと反省、何をしたら良いかと考えながらラップタイムとにらめっこでした。レースは若い二人の頼もしい走りに、改めてもっと頑張らないといけないと痛感しました。

次戦のもてぎもまだ暑いと思います 負けない走りを心掛けます。応援サポートしてくださる方々、スタッフの皆さん、ありがとうございます。応援よろしくお願いいたします。」

伊藤 慎之典

「木曜金曜のセッションでは気温やタイヤなどの状況でなかなかタイムも出せず自分の中では思うように行きませんでした。

今回Cドライバーとして乗っていただいた藤原選手にアドバイスをもらいながら自分なりのイメージを作り、いきなり新品タイヤでの予選アタックとなりました。事前にシミュレーターでトレーニングしていた成果もあり手応えはあるセッションでしたが、アタックを1発で決められなかったり、アタックラップにタイヤのピークをもって来れなかったりとまだまだ改善の余地がある予選となってしまいました。

決勝でも走りに関してはミス無くロス無くスティントを終えることができたと思います。

しかし前回に引き続きピットストップ時の滞在時間不足のペナルティを受けてしまいました。

これで順位が変わってしまったので次のもてぎ以降はその辺の対策もきちんとしていきたいと思います。

引き続き18号車の応援よろしくお願いします。」

藤原 大暉

「今回Cドライバーとして起用して頂きました。初めてのタイヤで探り探りセットアップを行いました。セッティングとの相性やドライバーのコメントを聞きながらエンジニアと何度も相談し、セッティングを行えたのでかなり感触は良かったです。

Cドライバー予選では2番手タイムを出すことができ、決勝は追い上げることができると思いました。

決勝は雨予報でしたが晴れとなり、気温もかなり上がっていました。追い上げながらも途中でペナルティがあり順位は6位となってしまいましたが、18号車のポテンシャルは引き出せたと思います。


チーム体制














Comentarios


AsanoRS.png

浅野レーシングサービスは、浅野自動車商会(茨城県・桜川市)を母体とするレーシングチームです。
これまで主に国内ツーリングカーレースを中心に活動を行っており、完全なプライベーターながら様々なレースシリーズで年間チャンピオンを獲得したほか、数多くのレースで優勝・表彰台を勝ち取って参りました。

 

その一方で、メカニック等は所属ドライバーはもちろんのこと親族も務める、家族的な側面もあります。
代表の浅野武夫はレーシングドライバーとして活躍し続けているばかりか、マシン製作・メンテナンスも担当。そのスタイルを1975年より現在に至るまで、40年以上貫いています。

〒309-1455 茨城県桜川市水戸199-1

0296-76-1181

© 2023 asanoracingservice.com.

bottom of page